おんぱく写真部レポート
日本で唯一「古酒の酒蔵」と呼ばれる日本酒の蔵元が、岐阜市内にあるのをご存知でしょうか?鎌倉時代から造られていた日本酒の古酒ですが、戦争中に一度消えてしまったのです。それを生涯かけて復活させたのが「白木恒助商店」の六代目・白木善次氏でした。
この日は、七代目蔵元女将の白木滋里さんの案内で、その古酒をじっくり味わいます。滋里さん自身お酒が大好きで、大学生の時には跡を継ぐことを決められたそうです。「蔵は小さくてもこだわりのある酒を造っていきたい」「古酒を通して、ゆっくりした時間を楽しんでもらいたい」と話されます。
まずは、恒例(?)となりました、岐阜グランドホテル小田さんによる、『達磨正宗」誕生秘話などが、手作り紙芝居で紹介されます。
小田さんの紙芝居もステキですが、蔵元の酒造りにかける情熱や、いろいろなお酒の紹介は、こちらのパンフレットをご覧ください☆
昭和40年代から先代が取り組み始めた古酒造り。じっくり熟成された「美しい色と味わいは『時』の贈り物」。普通の日本酒とは違う造り方で、古酒にするために造られたお酒のうち、数種類を飲み比べます。左から三年・五年・十年の古酒。奥の透明なものは純米酒の「淡墨桜」です。段々色が濃くなっているのが分かるでしょうか。
まずはその芳醇な香りを楽しみます。そして深い味わいのある古酒は、中華料理や肉料理など、味わいが豊かなお料理とも相性がよいとのことで、それぞれのお酒に合わせたオリジナルメニューが用意されていました。ちなみにこちらは、「達磨正宗」五年古酒に、若鶏とバター入り朴葉味噌のオーブン焼きです。
こちらはなんと!「ぺペロンチーノにかけるお酒」その名も「激辛天国」!!まろやかな古酒と飛騨美濃伝統の唐辛子あじめコショウとのコラボレーションとのこと。滋里さんいわく、麻婆豆腐や餃子のタレに入れても美味しいって!楽しみが広がりますね。
さらにこちらは「アイスクリームにかけるお酒」かなりたっぷりとかけます。美しい琥珀色が口の中でとろける、そうです。通常水だけで仕込む酒造りですが、水にお酒を入れて仕込むと、びっくりした酵母が発酵するのを止めるためお米の甘みが残る、特に甘い古酒を使用して造ります。
最後にじゃんけん大会~!滋里さんが、特別にプレゼントを用意してきてくださったのです。
気がつけば、長良川と金華山が一望できるグランドホテルのレストランにも夕日が差し込む時間となり、皆さんのお顔もほんのりといい色になっていました。次は蔵元におじゃまして、ぜひその歴史も感じてみたいですね☆(003 Rika)