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先人達に想いを馳せて 岐阜の魅力をたっぷり再発見

岐阜バスでめぐる 一日岐阜漫遊ツアー

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岐阜の魅力をたっぷり再発見する漫遊ツアー。中山道と加納城跡を訪れた後、長良川を渡る岐阜市で唯一の渡し舟『小紅の渡し』と鏡島弘法へ。川面にうつる、遠く美しい金華山と岐阜城をお楽しみください。またその後は上流の、風情ある鵜飼屋地区を散策。
さらに、樹齢800年以上の大ヒノキを誇る大智寺と、美濃派俳諧の始祖・各務支考が過ごした獅子庵。そして三田洞弘法と、岐阜市唯一の国宝を所蔵する護国之寺まで。
これ以上にない、岐阜の魅力が凝縮されたツアーです。

下記実施スケジュールからお好きな日程にご予約下さい 体験レポートを読む

案内人

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【岐阜市まちなか案内人】
岐阜市まちなか博士認定試験合格者の有志で結成した観光ボランティアガイド。
お客様の要望に応え案内をして「また来たくなる岐阜」を目指して活動中。

集合場所

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名鉄岐阜駅バスターミナルB乗り場

〒500-8833

岐阜県岐阜市神田町9-1

※最寄りバス停「名鉄岐阜」

申し込み・問い合わせ先

Display 岐阜バス 058-240-8814

実施スケジュール

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第1回

実施日時
2013/10/19(土) 08:30 〜 16:30
予約開始
2013/09/10 09:00
予約終了
2013/10/16 23:59
料金
3,900円
定員
20 / 30 人
備考
※最少催行人数 15名
※雨天・増水時は、小紅の渡しは中止となります。

これまでの開催レポート

おんぱく写真部レポート

先人達に想いを馳せて岐阜の魅力をたっぷり再発見。
 
朝雨模様だったこの日、集合場所の名鉄岐阜バスターミナルには傘を片手に参加者が集まって来ました。
 昨年運行開始した信長バスに乗って、岐阜の隠れた名所を岐阜市まちなか案内人の解説で巡ります。

最初に訪れたのは加納城址、1600年関ヶ原の前哨戦で落城した岐阜城の材料を利用して建てられました、いわゆるリサイクルと言うことです。
 この城も廃城となり昭和の時代自衛隊の駐屯地となり、その当時の面影は石積と土塁だけになってしまいました。
最初の城主は奥平信昌、奥方は徳川家康の長女亀姫様で亀姫の逸話がいろいろ残ってます、なにせ家康の長女、今に置き換えると大会社の社長令嬢と言うことで我がまま三昧やんちゃな姫様と伝わっていますが、父を思う娘、子を思う母としての一面も残してます。
 この頃、時よりパラパラ降ってた雨も上がり次に目的地「小紅の渡し」に乗れそうです。

小紅の渡しは岐阜市内に12ヶ所あったとされているなか唯一残ってる渡し船です。
 川の上ですが、県道173号文殊茶屋新田線の一部です、県道ですので無料です、ただし運行時間があり雨降りや増水のときは運行しません。
 
名前の由来は諸説あって、
1小紅という船頭が居た 
2対岸よりお嫁入りする花嫁が水面に映して紅を直した 
3この辺りに紅を作る草が生えていた 
とあります。

渡しの起源は定かではありません、史実に出て来るのは1692年でこの下流に中山道河渡の渡しがあり、そちらを表街道、小紅は裏街道として栄えたそうです。

小紅の渡しを北から渡ると着いたところは乙津寺(おっしんじ)です、と言われてもなじみがない人も居るかもしれません、鏡島弘法と言った方が分かるかもしれません。
 この寺歴史が古く奈良時代に行基が草庵を築いたのが始まりと伝わっています。
京都の東寺、神奈川の川崎大師と並んで日本三躰厄除弘法大師の一つとされています。
ここには国宝安置殿があり、重要文化財の像が並んでます。
国宝殿に国宝無いの?と思われると思いますが、元々国宝でしたが法改正に伴い重要文化財になりました。

その他四国八十八ケ所霊場や重軽石等がいろいろあって、見るところがたくさんあります、そしてここが一番賑わうのが弘法大師の月命日にあたる21日です、縁日が催うされ朝早くから人でいっぱいになります。
 鏡島弘法のお庫裏さんに説明を聴くことが出来ラッキーでした、この方は岐阜出身のアイドルから女優になった方のお姉さんです、綺麗でした。

鏡島弘法を後にして鏡岩の水源地へ、水の資料館と体験学習館を見学の後幻の滝に行きました。
岐阜市のシンボル金華山には幻の滝と呼ばれるのが何ヶ所かあります。
なぜ幻かと言うと、金華山は岩の山で水が湧いて出ませんそのため雨が降ったら、山肌をつたわって集まった水が滝になります、雨が降った後だけに現れる滝なのです。
この日の朝まで雨が降っていましたので水量は少なかったですが、運よく見ることができました。
参加者の皆さん幻なので写真撮りまくり。

ランチは長良川うかいミュージアムで金華山と長良川の景観を楽しみながら取りました。

午後最初は岐阜の三輪地区にある大智寺と獅子庵へ。
 とても静かなところで庭も綺麗で、また来たくなるお寺です、目を引くのは樹齢1000年以上とも言われてる県の天然記念物に指定されているヒノキです、高さ30m幹周6.5mの大木です。
獅子庵は松尾芭蕉の十哲の一人で美濃派俳諧の始祖各務支考(かがみしこう)の住居で、平屋建ての簡素な建物です。
 蕉門十哲(しょうもんじってつ)とは、松尾芭蕉の弟子の中で、特に優れた高弟10人を指していいます。
また、各務支考は桑名の名産、時雨蛤(しぐれ蛤)の名付け親と言われています。

運よく大智寺の住職がみえてお話を聞くことが出来ました。
大智寺は、臨済宗妙心寺派別格地寺院で山号は雲黄山、本尊は釈迦如来です。
約800年前天台宗の寺院として建立されていましたが、戦国時代にお寺は荒廃しました。
 そこで、当地の北野城主鷲見美作守保重が菩提寺として再建し、大智寺を開きました。

境内は四季折々を楽しませてくれる光景に出会えます。
春、本堂の前に山桜の木があり、またいろんな種類の椿が花を咲かせます。
夏、緑が気持ちよい感じに目を休めてくれて、初夏のツツジから盛夏のヤマボウシやヒメ沙羅などを見ることが出来ます。
秋、大智寺の秋は白萩ではじまります、そして何と言っても紅葉が素晴らしいです。
冬、晩秋からサザンカが咲、雪と大智寺のコントラストが風情を醸し出しています。
もうちょっとすると、紅葉がとても素晴らしいので観に行くのをお薦めします。

次に向かったのは法華寺です、高野山真言宗の寺院で、山号は霊鷺山と言います、通称は三田洞弘法と言い、こちらの方が広く知られています。

午前中に行った鏡島弘法と北方にある円鏡寺とで美濃三弘法と言われその一つです、庭はその中でで一番綺麗と言われてます、本堂は池を渡り階段を上ったところにあります。

最後の目的地は護国之寺、この字初めての方は読めないと思います、「ごこくしじ」と読みます。
 聖武天皇の勅願により、天平18年(746年)に開基したと伝われています、高野山真言宗の寺院で、山号は雄総山(ゆうそうざん)です。
天正18年(1590年)織田信長の兵火により消失するも、再建が順次行われました。

数多くの文化財を所蔵しているお寺です、その中で岐阜市にある唯一の国宝「金銅獅子唐草文鉢」があります。
この鉢は、聖武天皇が東大寺に大仏鋳造するにあたって、この地より日野金丸(ひのきんまろ)と言う童子を奈良に迎えて大仏建立に当てました。
大仏は完成し大仏落慶法要の最中突然紫雲が現れ、空からえもしれぬ音楽が流れ出した、そして空中から鉢が現れたそうです。
そして空から「このお鉢はお釈迦様が托鉢に使用したものです」という言葉が聞こえてきました。
聖武天皇は功績のあった日野金丸にこの鉢を褒美としてわたしました。
金丸はこの鉢を納めるために、故郷に戻り護国之寺を建てました、その後日野金丸は亡くなり十一面千手観世音菩薩像となり、護国之寺の本尊となったとも伝えられています。

信長バスで行く岐阜漫遊ツアー、参加者は岐阜にこんなところが有ったなんて知らなかった、またこのようなツアーがあったら行きたいと帰路につきました。

秋が深まり大智寺に紅葉を観に行きたいですが、未だ早いので信長バスの車内秋バージョンでお楽しみください。

(016 平山 晃)

<岐阜新聞連載のおんぱく写真部リポートにも掲載されました>
 ↓
おんぱく2013写真ブログ

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