おんぱく写真部レポート

今日の参加者は親子限定!かわいいお客様にお集りいただけました。

岐阜の伝統工芸「のぼり鯉」の絵付け体験です。子どものうちから岐阜のいいものに触れてほしいと企画されました。
こちらは岐阜市教育委員会の講座『みちくさゼミ』の受講生による企画です。

そして講師は小原屋13代目店主の河合俊和さん。

写真は河合さんから説明をして頂いている様子です。

まず河合さんから、のぼり鯉に使う「色に」まつわるお話をうかがいました。

パレットにある青、赤、黄、黒、そして紙の色の白。この5色は「五行」の考えが基になっています。

基本的なお話のあとは「自由な発想で楽しく書いてくださいね」と河合さん。
ご自身も子どもの頃は絵を描くのが大好きな少年だったそうです。

まずは下絵。

練習用に鯉のかたちにカットされた紙に描いています。

集中してます。

「色混ぜていい?」との声に、いいよ、と河合さん。5色を越えた渋めの鯉も。


下絵ですけどいいかんじ!本番がたのしみです。

下絵を終えて休憩です。今日初めて会ったことも和気あいあい。

用意したおやつの中で、なぜか、某おさかなのカタチのあられが人気でした。

鯉を作っているからでしょうか(^^)


さて、本番!

河合さんが手に持っているのは美濃和紙で作られたのぼり鯉の本紙。筒状になっていて絵付けをしても絵の具が裏うつりしないように紙が挟んであります。クシュクシュっともんだ様な風合いになっており、つるっとした下絵の紙とは違います。

下絵の様に描くのか、下絵をふまえつつも新しいかんじに描くのか、悩みますね。


お父さんも気になってます。

河合さんがなにか声をかけてくれています。

お隣も気になる様子。

裏に絵付けをするために河合さんの奥様がドライヤーで乾かしてくれています。


乾かしている途中もおはなしが弾んでいます。

制作も後半にさしかかっています。

お父さん、お母さんにお家でやっていただくことを説明。


中につめものをして膨らませ、鯉が泳ぐように糸付けをすることをお願いしています。

最後にひれにも絵付けをし、のりで貼ります。

完成した作品です。

片面のみ撮影していますが、反対面はまた違った絵になっています。

制作後、河合さんが学生のころに作られた絵をみせてくださいました。

おり紙を小さくちぎって組み合わせてあるはり絵です。親子みんなで見入っています。

そしておみやげとしてトンボのイラストのポストカードもいただきました。

「また絵を描いたら、いつでもおいで。見せにきてね。」と河合さんが声をかけます。

休憩もはさみながらですが約5時間。外はすっかり日が暮れていました。

スタッフもふくめての集合写真です。

5月には、それぞれのお家で今日完成した鯉が飾られるのが楽しみです。

岐阜の伝統に触れ、素敵な出会いもあった1日でした。

(018くまだ)

<岐阜新聞連載のおんぱく写真部リポートにも掲載されました>
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