おんぱく写真部レポート
皆さんは「郡上おどり」にいらっしゃったことはあるでしょうか?
7月~9月の三十三夜、郡上八幡の城下で繰り広げられる郡上おどりに
なくてはならないのが「踊り下駄」。
カランコロンと町中鳴り響く音は、夏の郡上の音です。
会場は社会福祉協議会のウィングハウスさんが運営する
町家「風花」。
講師は郡上産の間伐材を使って踊り下駄を作っている諸橋さん。
現在は美濃市の森林文化アカデミーの学生さんですが、
来年から本格的に事業として制作に取り組むことが決定している、
若手期待の星。
一般的に下駄は軽くて柔らかい桐などが良いとされているようですが、
郡上では、カランコロンと良く鳴る、
もう少し固い「杉」や「ヒノキ」が好まれるのだそう。
町に何軒か、下駄屋さんはありますが、そのほとんどは九州などで
生産されたものなのだとか。
そんな踊り下駄にまつわるお話を聞きながら、早速制作にかかります。
自分の足のサイズに合わせ、下駄の角を切り落とします。2足×4箇所で8箇所。ノコギリの刃のあて方、コツをつかむとスピードが一気にアップ。
ヤスリで角をとります。これが結構たいへん。同時に面取りも。
ここまで約1時間半。ウィングハウスさんから、珈琲とお菓子を出して頂きすこし休憩。障害者の方が作業をされる職場、であるウィングハウスさん。今回、作業所の方に受付の業務とお茶の準備をしていただきました。この場を広く活用してほしい。という職員、山根さんの想いがあり今回のワークショップは実現しました。出していただいたお菓子も郡上の作業所、ポプラの家さんの手作りケーキ。写真を取り忘れましたが、素材にこだわり本当においしいんです。ひとやすみの間に、皆さんはそれぞれ鼻緒をチョイス。いよいよ、鼻緒を箝げます。
諸橋さんの説明。なかなか、ややこしそう。でも皆さん、ちゃんとカタチになってきました。
そして、完成!みなさんそれぞれに個性が出ていてとってもかわいい!そしてヒノキの下駄はやっぱり音が良いですね。2回目の会には、町に住む郡上踊りのインストラクターの女性が友情出演で、郡上踊りのレクチャーをされたようです。みなさん、来年の夏には、ぜひこの下駄を履いて郡上おどりへ繰り出してくださいね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(上村彩果)<岐阜新聞連載のおんぱく写真部リポートにも掲載されました> ↓おんぱく写真ブログ2013