おんぱく写真部レポート

美濃市の洲原神社を出発し、唄とともに郡上街道を歩きます。案内は井上博斗さんとサポートの五十嵐義郎さんです。


まず、洲原神社の宮司さんからお話をうかがいました。

こちらは子宝、安産、縁結びの言い伝えがあるそうです。
みなさん何をお願いしているのでしょうか。

参拝を終えくるりと振り返ると川まで続く石段ときらきらと光る長良川。
ぜひ一度ご覧になっていただきたい風景がそこにあります。

井上さんが「筏流し唄」を歌っています。かつては材木をつなぎ、筏(いかだ)にして下流域の地域に運んでいました。長良川は流通の役目も果たしていたのです。その様子を伝えるのがこの唄です。

国道の脇道から郡上街道に入ります。

街道とは「まち」と「みち」という字を書きますが、アップダウンのある山道。ちょっと息も上がりながら前へ。

道幅が狭いところもあり、かつては馬も荷を乗せ歩いたとはびっくりです。

材木流通の要所であった場所を眺めます。

赤い橋でだいたいどの辺りか分かるでしょうか?

途中で出会った風景。

日本の歴史的な建物の屋根は桧皮葺(ひわだぶき)と言って、桧の皮で出来ています。この木々は皮を穫る為に育てられています。車で通り過ぎるだけでは知り得ない風景にいくつも出会えました。

六角堂にたどり着きました。国の重要文化財に指定されている地蔵堂です。


交通の要所であり、山越えの難所であるこの場所に、旅人の安全を祈願して地蔵を安置したと伝えられています。

六角堂から立花地区へむかう途中では「馬子歌」を聞かせていただきました。

太陽が山のむこうに隠れそうです。影がながく伸びています。

空からはトンビの声が聞こえて来ました。
すると井上さんが「とんびのわらべうた」を口ずさみ、参加者の中からもこの歌をご存知の方が一緒に歌ってくださいました。

旅の終着点は長良川鉄道の湯の洞温泉口駅です。


最後になりましたが地元美濃市の野田さんからも須原地区の貴重なお話をたくさんうかがいました。

「唄」からみる長良川は、またひと味違った景色でした。

オプションとして希望者による紙すき体験もご用意いただきました。和紙の里美濃市ならではですね。ご指導くださったのは幸草紙工房の加納武さんです。


ありがとうございました。
(018 くまだ)

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