おんぱく写真部レポート

岐阜の円空仏を知るきっかけとしての講座を組まれたプログラム、
「円空を歩く」、
第二回目が、関市池尻の弥勒寺史跡公園内の関市円空館と
隣接する弥勒寺にて行われました。

(第一回目の様子はこちらです)

おんぱく2013写真ブログ
弥勒寺の久世住職の挨拶と円空とお寺の歴史について解説されました。
続いて、講師の前田邦臣氏のレクチャーに入りました。


弥勒寺に伝わる、
「阿弥陀観音像」、「不動明王像」、「聖観音菩薩像」、「秋葉神」、
普段は公開されていない貴重な4体の像について
詳細な解説をされました。


円空の生誕から青年時代まで、
どこでどのように過ごしてきたのか、その期間の年譜は未だ不明ですが、
その後の仏像を彫り続けた大半の生涯はおおまかに判明され、
最期、円空が亡くなった地と年代はほぼ明確にされています。  
円空は晩年、三井寺から血脈を受けて、
こちらの弥勒寺を再興し、 そしてこの地で入寂したのです。

弥勒寺拝観後、足元が悪いのですが、
敷地内にある「円空の墓」と「円空入定塚」を訪れました。


弥勒寺、古くは七堂伽藍のあった荘厳な寺院でした。
古代の豪族ムゲツ氏の氏寺でもあったその史跡を中心に、
現在この地は「関市弥勒寺史跡公園」として整備されています。

そして、関市円空館へ。

前田邦臣氏の丁寧な案内で、
展示されている円空の像様と編纂を
非常に分かりやすくレクチャーして頂きました。

参加者の皆さんも熱心に見入り、質問などが飛び交っていました。
「一人で拝観していたら、ここまで深い理解はできませんでした」
と参加者の方が仰っていました。

神仏一体という円空の宗教観とその作像は実に独特で、
知れば知るほど、謎とロマンに溢れます。
もっと多くの人に、円空を知って貰えればと思います。

 (010交田)