おんぱく写真部レポート

一生もの。子どもの椅子を、自分でつくる。

先行予約会でも人気だった、無垢材の木の椅子を作るプログラム。
今回は子ども椅子の回です。


この日の為に、案内人である木工職人・高馬さんが作成された看板。
久しぶりに書道をしましたと高馬さん。
墨で書かれた「おんぱく」の字がすてきです。

準備中のひとコマ。
どうやらここは個性的な人々が集まる場所のようです…

会場は護国之寺の阿字館道場をお借りしました。
朝からお庭掃除をしたり、窓を拭いたりと、道場主である廣瀬さん初め、手伝い下さいました。


そうこうしているうちに、参加者の方々が集まってみえます。

簡単に挨拶をしたら、いよいよ椅子作りの始まりです。

使うのはこの日の為に用意された、高馬さん特製の無垢の木の幼児椅子キット。
ひとまずケガをしないよう、触る部分の角をひたすら丸めます。

丁寧に、几帳面に。丸く、きっちり。
ただ角を丸くするだけでも個性が出るようです。

この椅子は伝統的な「ほぞ組み」で組み上げていきます。
木の反発を利用するので、釘などで打つよりも、丈夫で長持ちするのだそう。
これから普段使っている家具の組み方も気になって見てしまいそうです。

ほんの少しほぞの部分をたたいて抑える、「木を殺す」という作業の後、当て木と金槌を使い、ほぞをほぞ穴に差し込んで組んでいきます。

これがなかなか難しく、思うように入っていってくれません。
苦戦する参加者の方に、高馬さんが一言。

「なかなか入らないと思うでしょう。」、『入ると思えば、入るんです。』

なんだか妙に説得してしまいました…。

幼児椅子を作るということで、この日の参加者の方は子どもさんのみえる方が半数以上を占めていました。

座る人を想像すると、自然と熱もこもります。
お母さん、お父さん、真剣です。


「危ないからちょっとはなれててねー」

座面のカーブを磨いたら、高馬さんチェック。
ここはこだわりどころです。

よーく磨いた座面を取り付けたら完成です!

さっそく初座り!

絶好のモデル登場で、撮影大会開始!?

出来上がった椅子に座り、
高馬さんの淹れてくださったコーヒーとケーキで、ほっと一息。

お寺独特のゆったりした時間と、おいしいコーヒー。そして何より達成感。
みなさん自然と笑顔です。

椅子が出来上がっていくにつれ、参加者の方の表情が輝いていくのがわかりました。

一生懸命ものをつくる事で、出来上がったものに対する愛しさもひとしお。
ものづくりの喜びにあふれたプログラムでした。


(013 やまだ)

おまけの椅子列車。
ご協力ありがとうございました!

<岐阜新聞連載のおんぱく写真部リポートにも掲載されました>
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<第2回 スツール編レポート>
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